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ニュースリリース

森トラストグループ春季震災訓練
ハイブリッドワーク環境を想定した訓練や、
「東京ワールドゲート」における迅速な防災体制の構築を推進

  • その他
リモート震災訓練の様子
防災設備設営訓練の様子

森トラスト株式会社(本社:東京都港区、社長:伊達 美和子)は、2023年3月8日に2022年度春季震災訓練を実施しましたのでお知らせいたします。今回は、ハイブリッドワーク環境下の災害発生を想定した「リモート震災訓練」と、2023年4月に本社移転を予定する東京ワールドゲートにおける帰宅困難者受け入れ対応を見据えた「防災設備設営訓練」を実施しました。

「リモート震災訓練」では、本社での少人数対応を想定し、テレワーク中の社員や当社が管理するビルと密な連携を取るための「災害時情報共有ツール」の操作習熟や、感染症対策に対応した「震災対応マニュアル」の実効性を確認。社員一人ひとりの災害対応における熟練度の向上を図りました。

「防災設備設営訓練」では、帰宅困難者受け入れ時の重要設備「非常災害用井戸」と「マンホールトイレ」の設営・操作シミュレーションを実施しました。さらに初めての取り組みとして、「非常災害用井戸」と「マンホールトイレ」の設営手順を動画で撮影。撮影データは近日中に、当社の災害対応要員がアクセス可能な共有データに編集して保管し、非常時により正確で迅速な対応ができる体制づくりに活かしてまいります。 当社グループは「持続可能で先進的なまちづくり」の理念のもと、防災体制や企業の事業継続性の強化に向けた取り組みを推進いたします。当社施設がエリアの防災拠点としての役割を果たすことで、安心・安全な都市形成に貢献してまいります。

「リモート震災訓練」概要

場所本社(虎ノ門2丁目タワー)、東京・大阪・仙台のオフィスビルおよび関東圏ホテルの計50棟、自宅
想定首都直下地震(港区:震度6強)
内容リモートによる防災体制を図る「災害時情報共有ツール」の操作習熟や、
感染症対策に対応した「震災対応マニュアル」の実効性を確認。
リモート震災訓練の様子

「防災設備設営訓練」 概要

場所東京ワールドゲート
内容「非常災害用井戸」と「マンホールトイレ」の設営・操作シミュレーションを実施。
さらに、それぞれの設営手順を動画で撮影。非常時の共有データとして展開できるように保管。

① 非常災害用井戸設置訓練

上水道が途絶した場合において、帰宅困難者の飲用水を確保するため、非常災害用井戸の使用に伴う設備機器の設置・運転を実施。

② マンホールトイレ設置訓練

通常のトイレが使用できない場合を想定し、帰宅困難者が利用するマンホールトイレの設置を実施。

非常災害用井戸設置訓練の様子
マンホールトイレ設置訓練の様子

東京ワールドゲートのBCP性能

  • 最大で平常時電力需要の約8割をカバーする大容量の非常用発電機を実装しており、約1週間電源供給が可能。
  • 超高層建築物に求められる基準の1.5倍の耐震性能。
  • 帰宅困難者1,500人が3日間滞在するのに必要な飲食料・簡易トイレ・防寒具を備蓄。
  • 帰宅困難者受け入れスペースにおいて、女性向けエリア、ハンディキャップのある方々向けのエリアおよび専用トイレを確保。
  • 外国語での各種案内体制を整備。
東京ワールドゲート

森トラストグループのサステナビリティ推進ビジョン 概要

当社グループは、「まちづくりから みらいづくりへ」をスローガンにサステナビリティ推進ビジョンを策定しています。サステナビリティ推進に向けた7つの重点テーマを定め、経済・環境・社会が共生した「わくわくするような未来の創造」の実現を目指します。

2011年 東日本大震災における仙台トラストシティでの
帰宅困難者受け入れ対応

 東日本大震災の際、仙台トラストシティにおいて、被災直後速やかに非常用発電機を発動し、電源供給を開始しました。照明の点灯や非常用エレベーターの運行、トイレも使用可能とするなど、基本的な建物機能を維持するとともに、携帯電話の充電スペースとして建物外構部分において電源の提供を行いました。また、森トラストグループの各拠点における広域連携により、被災地情報や被災者ニーズを共有し、グループ全体で延べ約11,000人の帰宅困難者・被災者を受け入れました。

東日本大震災当時の仙台トラストシティ
携帯電話充電用の電源供給の様子