ニュースリリース
森トラスト 「健康経営優良法人2024」に認定 育児介護等の両立支援や女性健康保持支援などが評価
森トラスト株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:伊達 美和子)は、2024年3月11日付で経済産業省および日本健康会議が共同で認定する「健康経営優良法人2024(大規模法人部門)」に認定されました。なお、今回で2020年から5年連続の取得となります。
森トラストの人的資本経営の推進と健康経営の取り組み
森トラストは従業員一人ひとりのもつ価値を引き出す人的資本経営を推進することで、企業としての持続的な成長を目指しております。人的資本経営を推進する上で、従業員一人ひとりが心身ともに健康でいきいきと仕事に取り組むことができるよう、健康経営の推進に積極的に取り組んでいます。
「健康経営優良法人2024」の認定においては、健康経営方針の発信や、産業医および健保と連携した実施体制の必須項目の達成に加え、時間単位休暇やシッター補助等の育児介護等の両立支援、産業医面談等のメンタル不調者への取り組みのほか、女性向け健康セミナーの実施、生理休暇が有給化されている、といった女性の健康保持支援などが評価され認定に至りました。
また、2023年5月に本社を移転し、働く場所を選べるよう設計した当社独自のABWや時間帯によって照明が変化するサーカディアン照明、グリーンを多用したバイオフィリックデザインなどを導入し、従業員の健康を支えコミュニケーションを促進するオフィスへと仕様を変更いたしました(詳細は後述)。
当社は引き続き、活力のある職場環境づくりに取り組んでまいります。
女性の健康保持に関する取り組みについて
当社は、女性が心身ともに健康で働きやすい環境づくりへの取り組みとして、以下を推進しています。「女性特有の疾患・健康課題」や「月経に関連する不調・疾患」等のテーマでセミナーをオンライン開催し、健康管理に関する啓蒙活動をおこなったり、婦人科検診や生理休暇の取得に関するハードルを下げたりすることで、従業員がより活用しやすくする仕組みを導入しています。
<女性の健康管理に関する主な取り組み>
・女性従業員向け健康セミナーの開催
・婦人科健診(子宮がん検診および乳がん検診)を35歳以上の人間ドッグの検査項目に追加し、本人の費用負担なく受診可能としている
・年次有給休暇とは別に生理休暇を設け、「特別休暇」として有給にて取得可能としている
その他2022年度取り組み実績
有給休暇取得率 | 健康診断受診率 | 月平均時間外勤務時間数 |
82.8% | 100% | 27.2時間 |
健康経営優良法人認定制度について
健康経営優良法人とは、地域の健康課題に即した取組や日本健康会議が進める健康増進の取組をもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度です。
(出典:経済産業省ウェブサイトhttps://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/kenkoukeiei_yuryouhouzin.html)
その他、森トラストが取得している企業認定制度
・プラチナくるみん認定
厚生労働省より、「子育てサポート企業」として高い水準の取り組みをおこなっている企業に与えられる認定制度
・えるぼし認定
厚生労働省より、女性の活躍促進に関する状況などが優良な事業主に与えられる認定制度
森トラストの新オフィスについて
・ABWの導入
新オフィスでは、従業員一人ひとりが自分らしく働けるよう、働く場所を自由に選択できるABW(※)を採用しています。一方、従来のABWでは、完全に自由な環境でどこに座ればよいかわからず戸惑う、チームのメンバーが離れた場所に座ることで普段のコミュニケーションの障壁になる、といった課題も報告されています。
そこで、当社では独自に、執務室の座席の一部に「BASE」と呼ばれる部署専用席を設けています。「BASE」の位置がチームの拠りどころとなり、働く場所を決める基準となります。また、特定の部署に用事がある際にも、対象部署の「BASE」に訪れることで解決でき、窓口・情報発信源としても機能します。
(※ABW:Activity Based Workingの頭文字から生まれた用語で、仕事内容に合わせて働く時間や場所を自由に選べるワークスタイルのこと。)
・サーカディアン照明の導入
時間帯ごとの最適な光量と雰囲気により、生体リズムを整える 「サーカディアン照明」を導入しています。
・バイオフィリックデザインの採用
緑あふれる自然空間を好む、人間の性質にフォーカスした環境設計を採用することにより、従業員の「幸福感の向上」や「オフィス空間の質の向上」を図っています。